法人税等と消費税の練習問題15【簿記2級 商業簿記 過去問レベルにチャレンジ!】

【2級 商業簿記 練習問題】法人税等と消費税
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、ひたすらトレーニングしていきましょう!

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問題

中間申告を行い、
 法人税 6,000円
 住民税 3,000円
 事業税 2,000円
を小切手を振り出して中間納付しました。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
仮払法人税等11,000当座預金11,000

決算につき、当期の法人税・住民税及び事業税の合計が14,000円と確定しました。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
法人税、住民税及び事業税14,000仮払法人税等
未払法人税等
11,000
3,000

確定申告を行い、この未払法人税等を小切手を振り出して納付しました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

解答・解説

問題

中間申告を行い、
 法人税 6,000円
 住民税 3,000円
 事業税 2,000円
を小切手を振り出して中間納付しました。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
仮払法人税等11,000当座預金11,000

決算につき、当期の法人税・住民税及び事業税の合計が14,000円と確定しました。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
法人税、住民税及び事業税14,000仮払法人税等
未払法人税等
11,000
3,000

確定申告を行い、この未払法人税等を小切手を振り出して納付しました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

▼  ▼ ▼

解答・解説

決算において確定した法人税等は、原則決算日後2か月以内に確定申告して納付します。

その際に、負債の勘定科目である「未払法人税等」を減らします。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
未払法人税等3,000当座預金3,000

「未払法人税等」は、負債の勘定科目です。

負債が増えたとき・減ったとき

負債が増えたときは、ホームポジションである貸方(右側)に記載します。

負債が増えたとき

負債が減ったときは、ホームポジションと反対の借方(左側)に記載します。

負債が減ったとき

負債の勘定科目には、

  • 支払手形
  • 買掛金
  • 電子記録債務
  • 前受金
  • 借入金
  • 役員借入金
  • 手形借入金
  • 当座借越
  • 未払金
  • 仮受金
  • 未払費用
  • 前受収益
  • 預り金
  • 従業員預り金
  • 所得税預り金
  • 社会保険料預り金
  • 未払法人税等
  • 未払消費税
  • 未払配当金

などがあります。

「当座預金」は、資産の勘定科目です。

資産が増えたとき・減ったとき

資産が増えたときは、ホームポジションである借方(左側)に記載します。

資産が増えたとき

資産が減ったときは、ホームポジションと反対の貸方(右側)に記載します。

資産が減ったとき

資産の勘定科目には、

  • 現金
  • 小口現金
  • 当座預金
  • 普通預金
  • 定期預金
  • 売掛金
  • クレジット売掛金
  • 受取手形
  • 電子記録債権
  • 建物
  • 土地
  • 備品
  • 車両運搬具
  • 貸付金
  • 手形貸付金
  • 従業員貸付金
  • 役員貸付金
  • 立替金
  • 従業員立替金
  • 前払金
  • 未収入金
  • 仮払金
  • 受取商品券
  • 差入保証金
  • 貯蔵品
  • 仮払法人税等
  • 仮払消費税
  • 前払費用
  • 未収収益
  • △貸倒引当金
  • △建物減価償却類型額
  • △備品減価償却類型額
  • △車両運搬具減価償却類型額

などがあります。

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最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

日商簿記2級に合格するためには、問題を解くことで理解を深めることが不可欠です。
理論を学んで終わりにせず、実際に問題を解くことで初めて実力に繋がっていきます。
さまざまなタイプの問題に挑戦することで、試験本番での対応力が養っていきましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し解くことで慣れていくので、大丈夫です。
問題に取り組み、間違えた部分をしっかり振り返るようにしてみてください。
自分のペースで続けることが大切なので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。

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